月経前症候群の原因と治療法

月経前になるとイライラしたり、体調をくずしがちになったり…女性なら誰でも経験したことのある月経前症候群を解剖すると?

サイトトップ > 最大の原因は、ホルモンバランスの変化

スポンサードリンク

月経前症候群の原因と治療法

最大の原因は、ホルモンバランスの変化


「月経前症候群」は排卵期から月経が始まる数日前にかけて出現し、月経開始後2日ほどで消失することが大きな特徴であるため、この時期に活発となる黄体ホルモン(プロゲステロン)が心身になんらかの影響をおよぼしているのではないかとされています。


また卵胞ホルモン(エストロゲン)もゆるやかな波で増減のサイクルを繰りかえし、いちばん高い時期が月経終了後。それぞれのホルモンの働きをみてみましょう。


★黄体ホルモン(プロゲステロン)=妊娠をサポートするホルモンともいわれ、子宮内膜を受精卵が着床しやすい状態にします。つまり、ふかふかのベッドを用意してくれるんです。プロゲステロンには、身体に水分を保持したり食欲を増進させる働きがあり、生理前にむくみが生じたり過食ぎみになるのはこのため。このホルモンが活発な時期に、女性は身体的な不快感や精神的な不調を示すことから、「悪女期」と呼ばれているんです。


★卵胞ホルモン(エストロゲン)=卵子を育て、子宮の内膜を増殖させる働きをします。身体全体にも作用し、コレステロールを抑え肌の新陳代謝を促進。エストロゲンの高い時期は母性本能が強くなる時期でもあり、“淑女期”とも呼ばれます。


月経前症候群の原因と治療法