月経前症候群の原因と治療法

月経前になるとイライラしたり、体調をくずしがちになったり…女性なら誰でも経験したことのある月経前症候群を解剖すると?

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月経前症候群の原因と治療法

日本ではようやく認知されてきました


「月経前症候群」の症状を訴える女性のうち、約5%が適切な治療が必要である「月経前不機嫌性障害」だそうです。多くの女性が悩まされている「月経前症候群」について海外では30年以上も前から研究が進められ、専門的な治療や改善方法などを相談できる医師、病院、PMSセンターがあります。


けれど残念ながら日本国内で「月経前症候群」という言葉が一般に知られるようになったのは、ここ数年のこと。まだまだ海外と比べて社会的認知度も低く、そのため症状を自覚していながら「月経前症候群」のせいだと気づかず、ひとり悩む女性も少なくありません。


「月経前症候群」の特徴は、☆月経のある女性のみに出現する、☆排卵期から月経前(プロゲステロンが活発になる時期=黄体期)に出現する、☆月経終了後(プロゲステロンが必要とされない時期=卵胞期)には消失する、☆月経の周期にともない反復して出現する、☆症状が顕著に現れるのはバラ月経期に集中し、経血量の減少とともに症状も消失する、☆血液中のプロゲステロン値が非常に高くなる妊娠中にはみられない、など。


*バラ月経期とは、月経直前の4日間と月経中の最初の4日間。この時期は判断力の低下や苦痛への耐性低下がみられます。


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